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ABC雑誌発行社レポート/2021年下半期雑誌販売部数
日時: 2022/08/15 14:06:02
情報元: 日書連

日本ABC協会は2021年下半期(7〜12月)雑誌発行社レポートを発表した。今回掲載したのは32社108誌。各雑誌部数の前年同期比の平均(既存誌ベース)は週刊誌93・51%、月刊誌95・28%、合計94・85%となった。報告誌の状況は、KADOKAWA『関西ウォーカー』『東海ウォーカー』、角川春樹事務所『ポップティーン』、集英社『Seventeen』、ワン・パブリッシング『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』は報告を中止。また発行元が退会したCCCメディアハウス『ニューズウィーク日本版』、日経ナショナルジオグラフィック『ナショナルジオグラフィック日本版』、毎日新聞出版『サンデー毎日』は掲載をやめた。講談社『テレビマガジン』は発行周期を月刊から隔月刊に、光文社『Mart』は月刊から季刊に変更した。
一般週刊誌のトップは『週刊文春』の25万2453部で前年同期比6・5%減となった。2位の『週刊現代』は同9・9%減の18万873部、3位の『週刊新潮』は同4・2%減の14万9915部、4位の『週刊ポスト』は同9・8%減の14万873部と、いずれも部数を落とした。新聞社系は『週刊朝日』が同17・2%減の4万6601部と2桁のマイナス。
男性月刊誌は、ヤング誌の『smart』が同100・3%増の6万9091部と躍進、20年下期を底に盛り返している。
ビジネス・マネー誌は、『週刊ダイヤモンド』がデジタル版の伸長により同35・0%増の8万1346部に。『週刊東洋経済』は同2・7%増の4万6456部。『日経ビジネス』は同0・6%減の14万9885部、『プレジデント』は同3・5%減の10万7471部だった。
女性週刊誌は、『女性セブン』が同4・4%減の16万1156部、『女性自身』が同4・6%減の15万378部、『週刊女性』が同14・4%減の7万5653部と減少傾向が続く。
女性月刊誌は、ヤング誌は『mini』が同61・3%増の7万8914部と好調。『ViVi』は同25・9%増の8万2588部と盛り返した。ビューティ・コスメ誌の『&ROSY』は同86・2%増の5万8890部と伸長。17年上期から8期連続伸長を記録していたシニア誌の『ハルメク』は同1・1%減の36万8919部。前期からは4・2%減となった。
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