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SWITCH 2005年08月号
SWITCH 2005年08月号 SWITCH 2005年08月号
ID switch_0508
品名 SWITCH 2005年08月号
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商品価格 770円 (税込)
説明 Vol.23 No.8(2005年8月号)
特集: マシュー・バーニー&ビョーク
[愛の変容]

2005年7月20日発売
価格700円+税
21世紀の現代美術シーンにおいて世界的にも突出した存在、
マシュー・バーニー。実生活のパートナーであるミュージシャンのビョークとともに繰り広げた愛の「変容」をめぐる
最新作『拘束のドローイング9』を金沢21世紀美術館で発表した。
マシュー・バーニーとビョークのインタビューをはじめ、
この壮大なプロジェクトを余すことなく徹底解剖する。
マシュー・バーニーは、「変態」するアーティストだ。
たとえば、2002年の『クレマスター・サイクル(Cremaster Cycle)』。世界中のアートシーンを騒然とさせた展覧会とカタログで、ユーモアと恐怖、愛と暴力がうずまく世界の有り様を圧倒的な強度を持つ、イマジネーション溢れる壮大な叙事詩として5部作で完結させたバーニーは、新作の舞台を日本に据えた。『拘束のドローイング(Drawing Restraint)』というシリーズは、アメリカンフットボールの特待生だったイェール大学在学中、当時学んでいたスポーツ、医学の知識を取り入れて始めたもの。その現時点の集大成となる展覧会が金沢21世紀美術館で開催された。
最新作にあたる『拘束のドローイング9(以下DR9)』は、捕鯨や茶道といった日本古来の伝統文化をモチーフとしている。引出物、出島、阿波踊り、捕鯨船、茶室、海女、真珠、笙、能。あるいは神道の婚礼衣装に、鬘、お歯黒、眉剃り、白塗り。鯨の体内で生成され、媚薬や香料として希少価値を持つ竜涎香(りゅうぜんこう)。神聖な場所を区画するために張られる注連縄(ルビ・しめなわ)。日本文化にまつわる多彩なモチーフが、本来の由来を保ちながら、バーニー独特の装飾を施され、作品のディテールを構成する。そして、日本文化が持っている「型」という名の様式美は、「拘束を描く」というDR9のテーマと重なりあい、共鳴していく。
DR9は、『クレマスター』シリーズがそうだったように、ドローイング、映画、彫刻と複数のメディアにわたって構成される。鉛筆で描かれたシンプルなドローイングは「設計図」。壮大なロケーションで奇想天外な妄想が爆発する映画は「物語」。ワセリンを鋳型に流し込んで作られる彫刻は「最終形」。作品の軸となる「フィールド・エンブレム」という象徴的な印は、人間の身体と、その身体に与えられた拘束を意味する。ロンドンでインタビューしたビョークは、DR9をこう形容した。「拘束と自由はコインの表裏のようなものだと思う」果たして、その表裏を繰り返し「変態」するバーニーは、パートナーのその言葉を、どのように受け止めるのだろうか?

■「マシュー・バーニー:拘束のドローイング展」-Matthew Barney: Drawing Restraint-
会場:金沢21世紀美術館(石川県金沢市広坂1丁目2番1号)
会期:2005年7月2日(土)〜 2005年8月25日(木)
詳細はこちら金沢21世紀美術館ホームページ www.kanazawa21.jp
■特集CONTENTS
photo story[奇想天外の芸術家は、金沢で鯨の夢を見る]
----展覧会の準備のため、6月下旬に来日したバーニーの制作作業を切り取るプロローグ。
Interview/マシュー・バーニー[破壊なくして創造は生まれない]
----捕鯨と茶道、出島とマッカーサー……日本の文化・歴史を呑み込んだDR9の思想に迫る。
photo story[拘束のドローイング9]
----バーニー自身のディレクションによって、DR9の本質を明らかにするフォトストーリー。
Interview/ビョーク[拘束と自由はコインの表裏]
----音楽と出演でDR9に参加したビョークは、ロンドンでパートナーへの強い共感を語った。
Document[拘束のドローイングの変装術]
----バーニーとビョークが神道の婚礼衣装へ扮するプロセスに迫る、創作ノート公開。
Dialogue/対談:マシュー・バーニー+柘植伊佐夫
----DR9にメイクアップで参加した柘植伊佐夫とバーニーが語る、色彩感覚と創作の関係。
Interview/スタッフ・インタビュー
----最高の「チーム」、マシュー・バーニー・スタジオのスタッフ達が語る、制作現場の裏側。
Document/プロダクション・ノート
----今回の個展を発案した金沢21世紀美術館キュレーター長谷川祐子による制作日誌。
Biography/マシュー・バーニー バイオグラフィー  
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